テレビや新聞上では開催決定に踊る色んな方々の姿や声がありますが、私の個人的見解では、日本人はあまり喜んでばかり居られないのでは?と感じました。
東日本大震災から二年半経過しても、多くの被災者が避難生活を強いられている現状と、フクシマの汚染水や除染や廃炉の目処も立たぬのに、東京は何を浮かれてんだ!と憤りに近い感情すら覚えます。
四千億もの開催準備金とやらを、被災地やフクシマの対策費に廻す方が、よっぽど良い使い道に思えてなりません。
総理がIOC総会で、フクシマの対策を事実上約束してましたが、本当に効果的かつ安心できる対策ができるのか?疑問に思えてなりません。
関東圏に住みフクシマ原発の電気の恩恵を受けてきた人の全てに「原発事故の処理費用」を課税しても良い様に思います。
もちろん、私の地域も関西電力の福井県の原発でもしも事故があれば、処理費用を私たちに特別に課税されても、それはやむを得ないと考えた上の私自身の考えです。
オリンピックで選手村やインフラの再構築や整備に注ぎ込む費用があるなら、もっとフクシマや被災地へ!と感じるのは私だけでしょうか?
商業主義に完全汚染された平和の祭典の話題で、被災地の抱える様々な問題が蓋をされ隠蔽されていくような雰囲気に、この国に対する薄ら寒い危機感を覚えます。
オリンピック招致決定を全否定する気はありませんが、その結果として国際社会からの批判や不信感や、先送りされ続ける原発対策のツケが日本国民全体に向け、人気ドラマのセリフの如く「倍返し!」なんて事態にならない様に願っています。
|
|
|